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Space Roachは、2006年にフリーウェアとして公開されたRPGツクール2000製のアクションパズルゲームである。主人公のゴキブリが宇宙船の人間と戦うストーリーとなっている。「ストーリーモード」と「チャレンジモード」のいずれかを選択でき、このうちストーリーモードは攻撃を仕掛けてくる敵を倒すことが目的となっている。 「ボム」と呼ばれるブロックを動かして爆発させる落ち物パズルゲームであり、「デッドライン」までボムが積み重なって「デッドタイム」がなくなるか、または操作キャラクターが爆発に巻き込まれるとゲームオーバーになる。移動方法は「ウォークモード」とUFO型の宇宙船に乗って移動する「クラフトモード」の2種類から選ぶことになる。このうちクラフトモードでは自機が常に移動し続けた状態となるため、より高度なテクニックが要求される。 作者であるWenishUsは「システムを十分に活かしたコース作りを心がけ」たと述べており、また「シンプルな基本ルールをもとに、なるべく多くの遊び方ができるように」したとも述べている〔Space Roach - 新着ソフトレビュー Vector 2007年11月8日〕。開発の際に苦労した点としては「処理落ちの除去」をあげている〔。 本作はコンテストパークWeb 2006 Winterにおいて、「『RPGツクール』で作った"落ちモノ"ゲームの力作」と評価され銅賞を受賞している。「ストーリーモードではゲームのシステムを利用したさまざまな遊びかたが用意されている」「このあたりのアイデアに感心するとともに、純粋に楽しめたのが好印象」と評されたが、一方で「落ちモノとしてのゲーム性を高めてほしい」との指摘もあった〔。 またVectorの「新着ソフトレビュー」では、「短時間でプレイできて飽きのこない、アイデア満載の楽しい落ち物パズルゲーム」と評価されており、「パズルゲームの要素よりもむしろアクションゲームの要素の方が強いといってよい」とされている。またストーリーモードについて「よくあるような単にストーリーの間にノーマルな落ちゲーを挟んだようなものではなく、きちんとストーリーに合わせてゲームのルールやギミックが変化するあたりが凝っている」と評されている〔。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Space Roach」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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